東京大学(未来ビジョン研究センター)は、今日の経済システムの生む巨大な環境負荷が地球温暖化や生物多様性の喪失をもたらし、人類繁栄の共通基盤である安定的な地球システム(グローバル・コモンズ)を壊しつつあるとの認識のもと、多様なステークホルダーと国際的に協働して、その責任ある管理(グローバル・コモンズ・スチュワードシップ)の確立をめざすべく、2020年8月にグローバル・コモンズ・センターを設立しました。
MUFGは、地球環境の持続可能性を確保するための社会・経済システム転換の道筋を研究している東京大学グローバル・コモンズ・センターの活動に共感し、総額3億円の寄付を行いました。今後3年間にわたり東京大学の取り組みを支援していきます。
併せて、東京大学とMUFGは、「日本の脱炭素化へのパスウェイとその実現における金融の役割」をテーマに協働での研究を行います。本研究活動は、東京大学の学術研究及びその国際的な研究ネットワークと、MUFGの金融的知見を合わせることで、経済・産業界における脱炭素化のビジョンと社会・経済システム転換の道筋を定量的かつ科学的に分析し、カーボンニュートラルの実現に寄与することを目的としています。この研究の成果は2022年度中の公表を目標としています。
東京大学とMUFGは、ともに持続可能な社会・経済システムの構築に向け、積極的に貢献して参ります。
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カーボンニュートラル実現に向けた、
東京大学との産学連携
準本(pub-1)