アバター技術への支援を通じて、世界が進むチカラになる。
三菱UFJ銀行は、ANAホールディングス発のスタートアップ「avatarin株式会社(以下avatarin)」への出資を通じて、アバター技術を活用した新しい社会インフラ構築に貢献します。
アバターロボットが普及する未来
少子高齢化により日本の労働力は2040年に約1,100万人以上不足すると見込まれており労働人口の不足が大きな社会課題となっています。また新型コロナウイルスの感染拡大を機にサービスが対面型から非対面型に移行し急速にデジタルシフトが進んでいます。そうしたなか、接客や案内業務などを省人化でき、コミュニケーションも可能なアバターロボットの活用拡大が期待されています。
avatarinについて
avatarinは「移動の民主化~すべての人が持続的にいつでもどこでも自由に移動できるように~」をめざして設立された、ANAホールディングス発のスタートアップです。これまでの移動の概念を見直し、肉体の移動ではなく、あらゆるロボットやモビリティに人の意識、技能、存在感を伝送する新たな移動サービスの普及に取り組んでいます。
avatarinでは、アバター技術の核となる遠隔操作AIモジュール「アバターコア©︎」(注)の研究・開発と、当該技術を活用した、遠隔で自由に動きまわりながらコミュニケーションをとることができる遠隔AIロボット「newme(ニューミー)」の発展を推進しています。
newmeはすでに水族館や美術館での運用がスタート。今後は、国内空港をはじめ、海外空港やホテル、病院、役所、駅など、サービス案内業務や誘導などが必要な現場を中心に展開される予定です。
avatarinの取り組み詳細はこちらをご覧ください。
三菱UFJ銀行は、こうしたアバター技術への支援を通じて少子高齢化や社会のデジタルシフトなどの社会課題の解決に貢献していきます。
(注)アバターコア©︎はさまざまなロボットや自動運転車、ドローンなどのモビリティに搭載されることで、遠隔から超低遅延でリアルタイム制御を実現するとともに、AI学習によって人の能力を拡張することをめざす技術です。